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» 2005年09月10日 07時10分 UPDATE

台湾でP2Pサービスに有罪宣告

台湾でファイル交換サービスの運営者とそのユーザー1人に対し禁固刑が言い渡された。P2Pの刑事訴追は世界で初めて。

[ITmedia]

 国際レコード産業連盟(IFPI)の9月9日の発表によれば、台湾でP2Pファイル交換サービス「Kuro」に対して有罪判決が言い渡された。P2Pサービスが刑事訴追されたのは世界で初めてだとしている。

 台湾の裁判所は同日、Kuroをめぐる著作権法違反事件で有罪を宣告。サービスを運営しているチェン兄弟に対してそれぞれ禁固3年、社長を務めるその父親に禁固2年、著作物をアップロードしていたとされるユーザー1人に禁固4カ月を言い渡すとともに、罰金約9万ドルの支払いを命じた。

 さらに、無許可ファイル交換の即時停止と、Kuroを閉鎖するか合法的に利用できるようにするため必要な修正を施すことを命じたという。

 IFPIでは、オーストラリアの裁判所が先日Kazaaに対して言い渡した判決、米最高裁が下したGrokster敗訴の判決、韓国のSoribadaに対する差止命令を引き合いに出し、今回の事件と合わせて「著作物の無許可取引を背景として成り立つファイル交換サービスのビジネスに弁護の余地はないという判断が確立された」と述べている。

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