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SunとGoogle、ソフト配布関連の提携を正式発表

» 2005年10月05日 07時34分 公開
[ITmedia]

 米Sun MicrosystemsとGoogleは10月4日、Java技術とGoogle Toolbarの普及促進に向けた提携を正式発表した。Sunのデスクトップ用Javaソフト「Java Runtime Environment」(JRE)とGoogle Toolbar、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の無償配布で両社が協力、世界中のユーザーに向けた普及拡大を目指す。

 提携に基づき、Sunはコンシューマー向けにダウンロード提供しているJREにオプションとしてGoogle Toolbarを組み込む。また、JREやOpenOffice.orgのようなSun技術の普及促進と強化を模索することでも両社が合意したとしている。

 「Googleとの協力により、当社技術の提供拡大、ユーザーの選択肢拡大、障壁の引き下げ、世界的な参加拡大が可能になる」とSunのスコット・マクニーリーCEOはコメント。

 Googleのエリック・シュミットCEOも「GoogleとJavaはユーザーの日々の生活を向上させるオンラインツールを提供しており、最も広く知られた技術ブランドとなっている。ほかにも関連分野で協力できることを心待ちにしている」との談話を発表している。

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