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ネットショップ利用「年間5万円以上」が4割

» 2005年10月07日 20時09分 公開
[ITmedia]

 BCN総研が10月7日に発表した調査結果によると、ネットショッピング経験者のうち4割が、年間5万円分以上の商品をネットで購入していることが分かった。PCソフトの購入者が特に多く、同社は、店頭でパッケージソフト販売が低調な理由は、ネット経由の購入が増えたことと関係がありそうだと分析している。

 調査は、9月中旬にネットで行い、2547人から回答を得た。全体の27.2%がネットショッピングを1カ月に複数回利用していると答え、利用経験のない人は9.4%にとどまった。

photo ネットショッピングの利用頻度

 1年間にネットショップで購入した商品の合計金額は、選択肢の中で最高金額だった5万円以上が40.6%と最も多かった。3万〜5万円未満が15.0%、1万〜3万円未満が21.0%、1万円未満が22.6%となっている。

photo ここ1年間の利用金額

 ネットで購入した商品で最も多かったのは「書籍・雑誌」(56.2%)だった。2位以下は「PC・PC関連製品」(ソフト含む、54.6%)、「衣料・ファッション関連」(49.4%)、「CD・ビデオ・DVDソフト」(43.8%)、「家電・AV機器」(35.9%)と続いた。PC関連で購入した製品で最も多かったのがPCソフト(50.3%)だった。

 ECサイトを選ぶ際に重視する点のトップは「価格が安い」(79.5%)。以下「配達料金が安い」(61.8%)、「支払い方法が選択できる」(57.0%)、「品ぞろえが豊富」(50.5%)と続いた。

 ネットショッピングを利用したことがない人が、その理由のトップに挙げたのは「支払い・返品・商品取り替え時のトラブルが不安だから」(51.5%)、2位が「商品が写真ではよく分からないから」(44.4%)、3位が「個人情報の管理に不安があるから」(41.4%)だった。

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