米eBayが10月19日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高が前年同期比37%増の11億600万ドル、純利益は2億5500万ドル(1株当たり18セント)となった。
最大の市場である米国とドイツが堅調だったことから、売上高は同社の事前予想の上限である10億7000万ドルを上回った。
第4四半期と2005年度通期の売り上げ予想は上方修正し、第4四半期の売上高は、Shopping.comの3500万ドルとSkypeの2000万ドルを含め12億4500万〜12億8500万ドルを見込んでいる。Shopping.comとSkypeを除くと、従来予想よりも1000万ドル引き上げた。2005年度通期の売上高は44億7000万〜45億1000万ドルを見込んでいる。
1株利益は2005年度通期が最大で74セントを予想。第4四半期はSkype買収で4セントのマイナスとなり、16セントを見込んでいる。
決算発表と合わせ、CFOのラジブ・ダッタ氏を後任が決まり次第、Skypeの社長に任命する人事も発表された。Skypeのニクラス・センストロムCEOおよびeBayのメグ・ウィットマンCEOと協力して、eBayおよびPayPalとSkypeとの統合に当たる。
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