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バンダイがSNS構築ソフト デジモンやたまごっちで展開

» 2005年11月21日 22時17分 公開
[ITmedia]

 バンダイネットワークス、ゼロエクス、バンダイの3社は、キャラクターを活用したSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)を構築できるソフト「サークルリンク」を開発し、同ソフトを使ったSNS「デジモンサークル」と「たまごっちサークル」を11月21日に公開した。

 ゼロエクスのコミュニティーソフト「コミュニティドア」をベースにしたSNSで、友人リンクやメッセージ送受信、スケジュール、日記、訪問履歴確認、アバター機能などを装備。マイーページにはキャラクターが住む部屋があり、ポイントで購入したアイテムで部屋を飾ることができる。

 たまごっちサークルは、「超じんせーエンジョイ!たまごっちプラス」(11月23日発売)のたまごっちの世話日記を公開できる機能を搭載。デジモンサークルは、ユーザーが育てたキャラ同士でネットバトルを行い、勝てばレアアイテムがもらえるゲームを取り入れた。

 各サークルに運営事務局を設置し、日記やコメント、メッセージなどで不適切な内容があればユーザーに警告したり、削除したりするほか、友人リンクは事務局の審査を通ったユーザー同士でないとできない仕組みにし、子どもが安心して利用できるサイトを目指す。

 利用には、バンダイネットが運営する課金システム「コンテンツレジ」のID登録が必要。基本サービスは無料で、アバターやアイテム購入などに別料金がかかる。

 3社は子ども向けコミュニティーサイトへ採用を呼びかけていく方針だ。

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