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ココログへの不満、社長がココログで謝罪

» 2005年11月30日 22時11分 公開
[ITmedia]

 ニフティの古河建純社長は11月30日、同社が運営するブログサービス「ココログ」のレスポンスや機能に関してユーザーから不満が寄せられているとし、自身のココログで状況を説明、謝罪した。

photo 古河社長のココログ

 古河社長のココログ「古河建純 インターネットBlog」の11月16日のエントリーに対して、トラックバックでユーザーから約50件の不満が寄せられたことを受け、11月30日に立てた新エントリーで謝罪した。

 不満の内容は(1)既存のココログサービスのレスポンスが悪く、投稿できないこともある、(2)11月24日に始まった無料サービス「ココログフリー」(関連記事参照)が、既存の有料版よりも高機能なのが納得いかない――というもの。

 (1)については大量のスパムトラックバックによるものと説明。対策はとっているものの十分な効果が出ていないとし、対策に全力を挙げていくとした。

 (2)については、ココログフリーは有料版と異なり、ユーザーの意志とは関係なく広告が挿入されると説明。ビジネスモデルを十分に説明できていなかったことを反省しているとした。

 さらに、既存のココログがスパム対策などに追われてバージョンアップが遅れる中、ココログフリーだけ先行してTypePadの新バージョンで提供したことで既存ユーザーへの配慮を欠く結果になったとし、「ニフティとして対策と思慮が不十分だったことを遅ればせながら深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

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