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来年の花粉は「量少なく、時期遅い」

» 2005年12月07日 21時26分 公開
[ITmedia]

 民間の気象情報会社・ウェザーニューズは12月7日、2006年のスギ・ヒノキ花粉飛散傾向の速報を公表した。飛散量は例年に比べ少なく、飛散が始まる時期も遅くなりそうだという。1月中旬ころから、携帯電話向けサイトで花粉情報の提供を始める予定だ。

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 今年は記録的な大量飛散となったが、来年の花粉量を左右する夏の天候が花粉にとっては悪条件だった。このため7月に気温が低かった東北地方や、7〜8月に降水量が多かった関東甲信地方を中心に、飛散量は例年に比べて少なくなりそうだという。

 飛散開始時期は1〜2月の気温で変化し、1月以降の積算気温が高いほど早く飛び始めるという。同社の長期予報によると、1月の気温は「ほぼ例年並み」、2月は「上旬は例年を下回り、中旬は例年を上回る日が多くなる」となっているため、飛散開始は今年より遅いところが多く、例年並みか例年より遅くなりそうだとしている。

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