グリッド技術で大容量コンテンツを安定配信
ブラザー工業は、産業技術総合研究所などと共同で、グリッド技術を応用したコンテンツ配信システム「CDGシステム」を開発した。ネット接続した家電やPCにコンテンツを分散保存し、リクエストに応じて配信する。配信サーバ不要で、ゲームや音楽・映像など大容量コンテンツを低コストで安定的に配信できるとしている。
ネットワーク内の各端末が、アクセス頻度に応じてコンテンツをキャッシュに最適配置する。ダウンロード時は、ネットワーク上で最も近い端末からコンテンツを取り出す仕組みだ。CPUやメモリも共有し、システム全体の負荷を自律的に均等分担できるという。
従来のサーバ-クライアント型配信システムは、ユーザーが増えるほど負荷が増大したが、CDGならユーザー増に応じてキャッシュ容量やリソースが増えるため、安定的に運用できるとしている。
DRMや電子認証システムを組み込んだり、コンテンツを暗号化・分割保存する独自技術を加えるなどして、著作権保護に気を配った。
ブラザー、産総研、早稲田大学と、ブラザーの子会社で通信カラオケコンテンツ配信を行っているエクシングが共同で開発した。事業化はブラザーが行うが、時期は未定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
2
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
-
3
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
4
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
5
カプコン、1177万件漏えい 不正アクセスで
-
6
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
-
7
旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
-
8
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
9
「GitLab」に深刻度“最大”の脆弱性 認証なしで任意のコード実行の恐れ、修正版適用を CVSS「10.0」
-
10
高市総理「大至急、PHPパッチ適用を」Xで異例の要請 エンジニアは評価「経営層に伝わる」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR