総務大臣の諮問機関・電波監理審議会は12月14日、BSデジタル放送の新規参入事業者として日本ビーエス放送ら3社を認める答申をまとめた。各社は2007年にハイビジョン放送を開始する計画だ。
3社は、ビックカメラ系の日本ビーエス放送、伊藤忠商事らが出資する映画専門局のスター・チャンネル、三井物産が設立するワールド・ハイビジョン・チャンネル。新規参入事業者に開放される48スロットのうち、日本ビーエス放送に18スロット、ほか2社に15スロットずつ割り当てる。
ワールド・ハイビジョン・チャンネルは、三井物産が来年9月に資本金15億円を全額出資して設立する。完全無料の24時間放送とし、通販番組やナショナル・ジオグラフィック・チャンネル、MTVなどのコンテンツを放送する計画だ。
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