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» 2005年12月26日 09時35分 UPDATE

ソニー、Appleから幹部引き抜きでソフトウェアの「直感的ルック&フィール」目指す

Appleのソフトウェア開発上級幹部をソニーが獲得した。ストリンガーCEOは外部からの新しい血で、製品全体の操作系を統一性のとれたものにする計画だ。

[ITmedia]

 米国ソニーは12月22日、新設したソフトウェア開発担当上級副社長にティム・シャーフ氏を指名したと発表した。同氏は執行役EVP兼技術戦略担当である木村敬治氏の配下となる。

 シャーフ氏の前職はApple Computerにおけるインタラクティブメディア担当副社長。AppleのQuickTimeプラットフォームにおける開発およびメンテナンスに貢献したという。また、Apple参加前にはデジタルシンセの先駆けとも言えるSynclavierの開発に従事していた。

 シャーフ氏はカリフォルニア州サンノゼに技術者、ビジネス計画立案担当者などから構成される新しいチームを設置し、ソニーの事業部、デザインセンター、製品計画、エンジニアリング、さらに標準化、知的財産、ライセンシング、ビジネス開発といった各部門と強調して作業を行うという。

 シャーフ氏は「新たなマネジメントの取り組みにより、ソニーは水平的な協力とコラボレーションを強化しようとしており、それにはソフトウェア開発も含まれる」としてソニー製品の価値を増すために貢献したいと抱負を述べている。

 ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOは「ソフトウェアは卓越したソニー製品を作り出すための、明らかに重要な要素であり、相互接続性を確実なものにすることでソニーの製品およびサービスの価値を高めてくれる」と述べている。「ティムの専門技術はソニーのチームに活気を与えてくれるだろう。そして全製品ラインに統一性があり直感的なソニーらしい“ルック&フィール”を開発し、導入するための責任者となってくれる」と述べている。

 木村氏は「当社の製品およびサービスで一貫してスケーラブルなソフトウェアプラットフォームを維持することは現在の世界状況において重要なことだ。これまで分散されていた機能を1つの組織にまとめ、ソニー全体に重要なプラットフォームに提供することがティムに与えられた使命だ」としている。

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