ミュージシャンのロバート・フリップが作り出したサウンドが、Windows Vistaに使われることになるかもしれない。Windows開発コミュニティーBBSであるChannel 9で、彼の演奏が収録されたビデオが公開されており、これが次期主力OSのサウンドとして使われるのではないかという観測が広まっている。
ロバート・フリップといえば、プログレッシブロックの大御所で、イエス、EL&P、ピンク・フロイドと並ぶこのジャンルの巨人であるキング・クリムゾンの創始者であり、今でもギタリストとしてバンドを率いている。メロトロンやブラスの大胆な導入、ストイックなギターワーク、アンビエントへの傾倒などでも知られる。ギタークラフトというプロジェクトを通じたギタリスト育成にも関わっている。
Windows 95のスタートアップサウンドは、フリップがかつてユニットFripp & Enoを組んでいたこともあるブライアン・イーノの作曲によるものだが、もしこのプロジェクトが実現すれば、その10年後に盟友によるサウンドが次世代Windowsを飾ることになる。
ロバート・フリップは個人的にはMacユーザーで、最近ではMacの音声認識ソフトであるMacSpeechを使って日記をつけているという。
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