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堀江社長が会見 「社内調査で現状把握に努めたい」

» 2006年01月17日 07時54分 公開
[ITmedia]

 証券取引法違反の疑いで強制捜査を受けたライブドアの堀江貴文社長は1月17日午前7時ごろ、同社で会見し、「捜査に全面協力し、嫌疑の内容把握に努めている。状況を把握できていない中で進退はうんぬんできない。関係者に心配をかけたことは取り急ぎお詫びしたい」などと話した。

 堀江社長はノーネクタイのスーツ姿で登場。昨日から今朝まで捜査を見守っていたといい、時折笑顔を見せながら淡々と語った。強制捜査があることは「NHKニュースを見た社員から聞いた」といい、まったくの想定外だった様子。「現在、嫌疑の内容把握に努めている」とし、社内調査の結果は解明しだい報告するとしている。

 自身の進退については「状況が把握できていない中、進退をうんぬんするのは逆に無責任かなと思う」とし、まずは捜査に協力し、状況把握に努めたいとした。

 また「現状、事業に特段問題ない状況」とし、「今後も事業の拡大に今までどおり努めていきたい」と話している。

 同社への家宅捜索は、昨夜6時半ごろから今朝まで夜を徹して行われた。

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