米GoogleとVolkswagenの米国法人が、Google Earthを使った3次元表示のカーナビを共同開発、ラスベガスで開かれたConsumer Electronics Show(CES)で、Volkswagenの自動車に搭載した試作機を披露した。
Volkswagenの2月3日の発表によれば、このカーナビは同社とGoogle、グラフィックスチップメーカーのNVIDIAが共同で取り組んでおり、3次元で「現存するどんなシステムよりもリアル」な表示ができるという。
タッチスクリーン式のインタフェースを備え、最先端のグラフィックスを使ってGoogle Earthで正確な3Dマップ、リアルタイムの交通情報と経路情報を提示する。Webを使ってダイナミックデータベースを運用し、レストラン、ディーラー、ガソリンスタンドなどの情報を地図上に表示することもできる。
このカーナビは近い将来、Volkswagenのショールームでも公開する予定。3社はこのほか、カスタマイズ版のコンテンツが自動的に更新されるカーナビシステムの開発にも取り組んでいるという。
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