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IE 7にページズーム機能

» 2006年02月08日 14時55分 公開
[ITmedia]

 MicrosoftはInternet Explorer(IE)7に、Webページをズーム表示できる新機能「Page Zoom」を追加した。IE開発チームが明らかにした。

 同チームの開発者はブログの中で、この機能を追加した理由として、約4人に1人が視力に問題を抱えているという調査結果を挙げている。「わたしはたまたまその25%の中の1人だ。だからこの機能でWebが読みやすくなることがとてもうれしい」とこの開発者は述べている。

 ステータスバーのZoomボタンをクリックすると、3段階のズーム表示(100%、125%、150%)を切り替えることができる。

Zoomボタン

 ボタンの右側の矢印をクリックすると、10〜1000%まであらかじめ設定された倍率を選択できる。Ctrlキーとマウスホイールの組み合わせ、あるいはCtrlキーと「+」キー・「−」キーの組み合わせでも倍率を切り替えられる。

 このズーム機能は、Webページのデザインを維持したまま読みやすさを高めることを目的としているため、ズーム表示した後にWebページのレイアウトが変わることはないという。

 Webページのテキストに加え、画像を拡大したときの画像内のテキストもIE 6より見やすくなったという。

IE 6で100%表示した場合
IE 6で400%に拡大
IE 7で400%に拡大

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