米Hewlett-Packard(HP)は2月23日、小売店内に設置してセルフサービス方式で写真がプリントできるフォトキオスクとフォトスタジオを発表、小売り写真プリント市場に参入した。
フォトキオスクの「Photosmart Express」は、HPが14億ドルを掛けて開発した「スケーラブルプリンティング技術」を活用。インクジェットシステムを使って4×6インチの写真を5秒でプリントできる。
「Photosmart Studio」はHPが昨年買収したオンライン写真サービスのSnapfishと連動し、ユーザーは自宅からプリントを注文して最寄りの店舗で受け取ることができる。アルバム、カレンダー、CD、グリーティングカード、ポスターを短時間で作成することも可能。
小売り写真プリントの市場規模は350億ドル強。HPでは小売りチェーンやスーパーマーケット、ドラッグストア、写真専門店などと提携して米国各地で端末を設置する。まずAlbertsons、Longs Drugs Stores、Bashas' Supermarketといったチェーン店が一部で導入を予定している。
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