米Googleの動向を追跡するゴシップサイトValleywagによると、インターネット検索プロバイダーの米Googleがブックマークの共有に乗り出そうとしているという。ブックマークとは、ワンクリックでアクセスできるようWebブラウザに保管されているインターネットアドレスのリスト。
従来の顧客を維持しながら新規顧客を引きつけたい検索プロバイダー各社は、数年前から既存サービスに「共有化」という側面を付加している。したがって、今回Googleが進めているとされる取り組みは別段目新しいものではない。
Yahoo!の写真共有サイトFlickrがその1つだ。
だがこの報道が事実ならば、Googleのライバルや検索ユーザーたちは、インターネット検索市場で首位に立ち、世界中に知られるブランドである同社から説明を受けてしかるべきだ。
この噂に対し、Google担当者は、「当社は常にサービス拡大のチャンスを検討しているが、現時点で発表するものは何もない」と記している。
この担当者は、現在何らかのプロジェクトが進行中かどうかについてコメントを避けた。
Valleywagのブロガーは、Googleが進めているプロジェクトはおそらく、Googleユーザー間でブックマークを共有できる検索履歴機能を強化するものだろうとしている。
このプロジェクトで、Googleはツールバーとの連係も図るかもしれない。ツールバーはWebブラウザの「戻る」ボタンのすぐ下に表示されるユーザーインタフェースで、ここからGoogleの機能の多くを利用できる。Googleツールバーの最新バージョンはブックマークを保管できる。
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