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IIJ、IP偽装送信を遮断する技術を導入

» 2006年03月08日 19時50分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブは3月8日、送信元IPアドレスを検証する「Source Address Validation」を全接続サービスに順次導入すると発表した。

 バックボーン側の通信機器で送信元IPアドレスの正当性を確認し、偽装された送信元IPアドレスを使った通信を遮断する仕組み。DDoS攻撃などで送信元IPアドレスが偽装されるケースが増えており、同技術の導入で不要な通信がネットワークに流入するのを防ぐ。

 同技術はRFC2827(BCP38)とRFC3704(BCP84)で実装が強く推奨されており、今後の普及が見込まれている。

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