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ICANN、トップレベルドメイン多言語化の実験を実施

» 2006年03月17日 08時03分 公開
[ITmedia]

 インターネットドメイン管理組織のICANNは、国際化トップレベルドメインの実験を今年7月以降に実施すると発表した。英語圏以外のユーザーが自分の国の言葉を使ってインターネットにアクセスできる環境を整える一環となる。

 ICANNではインターネットの多言語化を進める立場から、ラテン言語以外の文字を使った国際化ドメイン名(IDN)の導入を推進している。

 ドメイン名システム(DNS)のセカンドレベル(例えばwww.icann.orgのURLのうちicannの部分)に関しては、ICANNでIDN導入のガイドラインを確立済み。今回はトップレベルドメイン(.orgの部分)の多言語化に向け、適正評価のための技術実験を行う。

 実験では2種類の方法で、DNSのルートゾーンにIDNレコードを挿入する。トップレベルドメインの多言語化によってユーザーにマイナスの影響が出ないことを確認し、現在のインターネットを支えているDNSの安定性とセキュリティを保証する。

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