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Windows Vista、消費者向けリリースに遅れ

» 2006年03月22日 08時56分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは3月21日、次世代クライアントOS「Windows Vista」のコンシューマー向けリリースが2007年1月にずれ込むことを明らかにした。

 同社はこれまで同OSを年内にリリースするとしていた。企業向けには予定通り、2006年11月にリリースする予定だ。コンシューマー向けリリースは、2006年第2四半期に約200万人にβ版を提供することを目指しているという。

 Windows Vistaは高品質の提供に向けて順調に進んでいるが、「ホリデーシーズンにWindows Vistaを新しいPCに搭載するための準備期間を、業界はもっと必要としている」とプラットフォーム&サービス部門共同社長ジム・オールチン氏は発表文で述べている。業界向けに最適化しなければならないため、企業向けとコンシューマー向けのリリースを分けることにしたと同氏は説明している。

 またMicrosoftは、企業でのテストや導入を理由に、ボリュームライセンスプログラムに加入している顧客に11月にVistaを提供することは理にかなっているとも述べている。コンシューマー向けリリースと新規PCに搭載されての提供は1月になるという。

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