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「ココログ」不具合、社長がブログでまた謝罪

» 2006年04月04日 19時55分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 ニフティのブログサービス「ココログ」で、3月28日に行ったリニューアルをきっかけに不具合が相次ぎ、ユーザーの不満が高まっている。同社は不具合を順次修正しているが、完全復旧のめどは立っていない状態。同社の古河建純社長は4月4日、自身のブログで「申し訳ない」と謝罪した。

画像 古河建純社長のブログ

 同社は、ISP会員向けの「ココログベーシック」「同プラス」「同プロ」の3サービスで28日、トラックバック・コメントの非公開を可能にしたり、ポッドキャスティングに対応するなどいくつかの機能を追加した(関連記事参照)

 その後、3サービスで予約投稿ができなくなったり、デザインが崩れたり、記事本文が左サイドバーに表示されるなど不具合が出た。システム負荷も高まってアクセスしづらくなり、時間帯によっては投稿できなかったり、投稿に数分かかったりすることもある。

 古河社長はブログで「利用者の皆様方にたいへんご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪。「現場のスタッフはたいへんがんばっていますが、残念ながら、バグと性能問題をまだ解決できていません。一刻も早い解決に向けて全力を尽くしていますので、もうしばらくお時間をいただきたくお願いします」とコメントした。同社広報室も「申し訳ないとしか言いようがない。もう少しお時間をいただきたい」と話している。

 同社は昨年11月、ISP非会員でも利用できる「ココログフリー」をスタートした際にも、既存の3サービスでレスポンスが低下。ユーザーから不満が寄せられ、古河社長がブログで謝罪していた(関連記事参照)

 社長は今回のエントリーでこのことにも触れ、「昨年来、性能問題でご迷惑をかけ、何とか改善できたとご報告しておきながら、その後のメンテナンスの不具合、更に今回のバージョンアップでのトラブルと、トラブル続きで言い訳のしようがない状況だと認識しています」とコメントしている。

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