台湾の液晶ディスプレイメーカー友達光電(AUO)は4月7日、同業の広輝電子(QDI)を吸収合併すると発表した。
合併は2006年10月1日付けで行われる予定であり、AUO株1株とQDI株3.5株を交換する形で行う。この取引は両社の取締役会から承認を得ており、これから株主総会での承認を諮る。
合併後は、AUOの会長兼CEO、K.Y.リー氏と社長兼COO(最高執行責任者)H.B.チェン氏が引き続き今の役職を務める。
チェン氏は、合併によりサプライチェーン、研究開発、製品ポートフォリオの3つの分野でのシナジー効果が見込めると述べている。
AUOは世界第3位の大型液晶パネルメーカー(DisplaySearch調べ)。合併により世界シェアは19%を超え、韓国の競合企業に並ぶという。
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