ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のMySpace.comを運営するFox Interactive Mediaは4月11日、会員の啓発と安全保護の責任者に、Microsoftで消費者向けセキュリティ啓発責任者を務めるヘマンシュ・ニガム氏を任命したと発表した。
ニガム氏はこの分野で15年以上の経験を持つベテラン。米司法省のインターネット児童虐待問題担当検察官、米国議会のオンライン児童安全委員会顧問、ホワイトハウスのサイバーストーキング問題顧問などを経て、現職はMicrosoftの消費者セキュリティ啓発/児童安全コンピューティング担当ディレクター。
MySpaceでは5月1日付で、会員の安全/啓発/プライバシープログラムおよび捜査当局との連携を担う責任者に就任。ユーザーの安全なインターネット利用を促し、メンバーの安全とプライバシーの保護に努める。
MySpaceは若者に人気のSNS。ユーザーが問題写真を掲載する騒ぎが起きたり、インターネットで子供が食い物にされる事件の温床になるとの懸念から批判にさらされることもあり、14歳未満の利用を禁止する措置を取っている。この年齢に満たないとしてこれまでに削除されたプロフィールは25万件を超すという。
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