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» 2006年04月15日 07時40分 UPDATE

AOL、自社批判のメールをスパム扱い

AOLの「郵便料金」計画に対する反対活動サイト「DearAOL.com」のURLを含んだメールが、AOLのスパムフィルターで一時遮断された。電子フロンティア財団などはAOLに対する批判を強めている。

[ITmedia]

 米AOLに対する批判運動を展開している組織が、運動への支持を呼び掛けた電子メールがAOLのスパムフィルターで遮断されたと明らかにした。遮断はその後解除されたが、同組織では「自社の利益を優先するAOLの姿勢が裏付けられた」と批判している。

 遮断されたのは「www.DearAOL.com」へのリンクが含まれた電子メール。このサイトでは、AOLが打ち出した「郵便料金」導入計画に対して反対運動を展開、計画を阻止するための署名や抗議行動を呼び掛けている。

 同サイトのブログによると、4月13日にメールの遮断問題が発覚し、運動の賛同者150人以上がAOLを使っている友人にメッセージを送ろうとしたが、エラーメッセージが戻ってきて送信できなかったという。

 ブログには「自分自身のAOLアカウントにwww.DearAOL.comを転送したが、検閲された」「親戚にDearAOL.comについてのメールを送ろうとしたところ、AOLからエラーメッセージが返ってきた。DearAOL.comのリンクなしのメールは正常に届いた」などの報告が記されている。

 「『AOLは常に、自由とオープンなインターネットへの公衆の関心よりも自社の利益を優先するだろう』という懸念がこれで裏付けられた」と同ブログ。

 電子フロンティア財団(EFF)では同日、この問題を周知するためのプレスリリースを発行。AOLの説明ではこの種の問題を修正するには通常3〜5日かかると言われていたが、プレスリリース発行の約20分後には問題が修正されたという。

 EFFは「これがマスコミの注目を集められない小さな組織だったらどうなるのだろうか」と懸念を表明。「AOLで迅速に動いてスパム対策フィルタを修正してくれるのか、それともその組織に対して有料でGoodmailのサービスを利用するよう圧力をかけるのだろうか」と疑問を投げ掛けている。

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