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Sunのマクニーリー氏、CEOを降板

» 2006年04月25日 07時51分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは4月24日、スコット・マクニーリー氏(51)に代わり、ジョナサン・シュワルツ社長(40)を新CEOに任命する人事を発表した。

スコット・マクニーリー氏(左)とジョナサン・シュワルツ氏(右)

 CEO交代は即日実施。マクニーリー氏は会長職にとどまり、シュワルツ氏は社長とCEOを兼務する。この人事はSunで進めている継承計画プロセスの結果だと同社は説明している。

 マクニーリー氏はビル・ジョイ氏らとともに1982年にSunを創設、1984年に会長兼CEOに就任した。「Sunは私にとって1982年以来愛情を注ぐべき存在であり、過去22年にわたってCEOを務めたのは名誉なことだった」。同氏は発表文でこう述べている。

 マクニーリー氏は今後、主要戦略パートナーとの関係における役割を拡大するとともに、Sunと政府・学術機関との関係確立に重点を置き、米国政府関連事業を専門とするSun Federalの会長に就任する。

 シュワルツ氏は1996年、当時CEOを務めていたLighthouse DesignがSunに買収されたことに伴いSunに加わった。その後同社内で複数の幹部職を経て、2004年4月に社長兼COO(最高業務執行責任者)に任命された。

 マクニーリー氏は「ジョナサン(シュワルツ氏)は1996年にSunに加わって以来、社内の原動力となってきた。SunのCEOとしてトップに立つべき理想的な指導者だ」と賛辞を贈っている。

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