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個人開発シェアウェアの販売が減少傾向──ベクター

» 2006年04月28日 21時16分 公開
[ITmedia]

 ベクターが4月28日発表した2006年3月期決算によると、個人プログラマーらが開発したシェアウェアを販売する「シェアレジ」サービスが不振だ。低価格なメーカー製ソフトの台頭により、利用者ニーズが停滞傾向にあるという。

 同社決算によると、シェアレジサービスの販売額(作者から徴収した手数料分)は5481万2000円で、前期から7.6%減った。販売件数は10.9%の減少だったという。

 一方、法人が制作したソフトをダウンロード販売する「プロレジ」サービスの販売額(ソフト本体価格の合計)は同6.6%増の15億3516万4000円となり、販売件数ベースでは同9.6%増だった。ウイルス対策ソフトの需要が根強い上、ゲームが大幅に伸びたため。

 同社全体の同期連結決算は、営業収益が26億200万円(前期比6.8%増)、営業利益は1億1800万円(同27.3%減)、経常利益は1億2500万円(同26.0%減)、純利益は7700万円(同54.5%減)。今期業績予想は公開していない。

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