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» 2006年05月11日 23時44分 UPDATE

どうしてブログは三日坊主になる?

どうしたらシステマティックにブログを継続できるのか。“仕事ブログ”の運営者が明かす、精神論ではなく体系的にブログを運営する方法とは。

[斎藤健二,ITmedia]

 すでにのべ900万人弱が登録しているというブログというメディア。しかし作っただけで更新されていない……というブログは数多い。どうやったらブログを書き続けられるのか。自ら6つのブログを更新し続ける、サイバーローグ研究所の大橋悦夫氏がその極意を話した。

oohasi1.jpg 著書『「手帳ブログ」のススメ』の出版を記念し、パソナテック主催のセミナーで講演を行った大橋氏

 「ブログは勢いだけでは続かない。1カ月くらいで止めてしまう方が多い」。「シゴタノ!」「格言日記」など複数のブログを運営する大橋氏は、システマティックにブログを継続する方法を実践している。毎日ブログをつけ続ける3つの秘訣はどのようなものか。

生活の中に“ブログを書くこと”を組み込む

 「生活の中に組み込めば、歯を磨くようにブログを書ける」(大橋氏)。毎日行う習慣に相乗りさせれば、ブログを書くことが当たり前になる。

 さらに自分のスケジュールの中に“ブログを書く時間”を確保してしまうのがコツだ。大橋氏はメールソフト「Becky!」のリマインダー機能を使い、ブログ執筆を促すように仕組みを作っている。「指定した時間がくると、(PC上で)ブログのテンプレートが開く。こうなると書かざるを得ない」

ブログのテーマを“ネタ帳”に書きためる

 「何かを思いついたら、ネタ帳であるYahoo!ノートパッドに書きためる。これが貯まったらブログの部品として切り貼りして使う」(大橋氏)

 ネタ帳を充実させるポイントは2つある。1つは、単語ではなく、3〜5文くらいの文章を書くということ。大橋氏はこのアイデアの提唱者である梅棹忠夫氏にならい、これを「豆論文」と呼ぶ。

 2つ目は「TPOV」形式で書くことだ。TPOVとはTeachable Point of Viewの略で、「人に教えることができる視点」、つまり「人に語れるちょっとしたコツ」のことを指す。

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身近なことで“しっくり”くるテーマにする

 最後にブログを継続するためにはテーマ選びも重要。しかし最初に厳選するというよりも、「とりあえず書いてみる」ことを大橋氏は勧める。一週間書いてみて、日曜日に読み返す。すると繰り返し登場する話題があるはず。こうした「週記」を行うことで、自分のブログを一段上の「鳥の視点」で見ることができるようになる。

 ちなみに、最近もてはやされるアフィリエイトプログラムは、ブログのモチベーションアップにはあまりつながらない。「アフィリエイトでがっぽり! と始めたブログは、まず続かない」。よほどがんばっても月に数百円がいいところだからだ。それよりも、ブログで紹介した本が売れる、ブログに共感して薦めた本を読んでくれることのほうがモチベーションアップにつながるという。

 「楽しいからやる、癒されるからやる、仕事に役立つからやる」。続くブログには、こうした観点が必要だ。

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