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コーエーは減収減益に

» 2006年05月17日 19時36分 公開
[ITmedia]

 コーエーが5月17日発表した2006年3月期連結決算は減収減益となった。家庭用ゲーム機向けソフトの販売本数が計画を下回ったため。

 売上高は262億2400万円(前期比6.8%減)、営業利益は77億3300万円(同18.4%減)、経常利益は119億8100万円(同2.4%減)、純利益は73億3600万円(同2.1%減)。

 ゲームソフト事業は売上高が189億円2400万円(同4.7%減)、営業利益が58億5700万円(同12.4%減)。家庭用ゲーム販売は計画未達となったが、オンラインゲーム、携帯電話用コンテンツはユーザー数が拡大し、携帯電話用コンテンツの課金収入は前期比57.4%増になった。

 今期は次世代ゲーム機向けに新作を投入していく計画。オンラインゲームでは「真・三國無双BB」や「三國志 Online」(仮称)を投入してユーザーの拡大を図っていく。メディア事業では、今夏公開予定の劇場版「遙かなる時空の中で 舞一夜」やテレビアニメ「恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜」を中心にメディアミックス戦略を積極展開する。新規に始めるゲームソフトのレンタル事業は約5億円の売り上げを目指す。

 連結業績予想は、売上高が305億円(前期比16.3%増)、経常利益が120億円(同0.2%増)、純利益が74億円(同0.9%増)。

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