米Microsoftは、自分のPCがWindows Vistaに対応できるかどうかをユーザーに判断してもらうための準備サイト「Get Ready」を開設した。
同サイトによると、Windows Vistaのシステム環境は、最低でも800MHzのプロセッサと512Mバイトのシステムメモリ、DirectX 9対応のグラフィックスプロセッサが必要になる。
新しく発売されるPCでは、Windows Vistaに対応したマシンに「Windows Vista Capable PC」のロゴを添付する。Dell、富士通、HP、NEC、ソニー、東芝など主要メーカーが各国でWindows Vista Capable PCを発売している。
プレミアム版で提供される新しいユーザー体験のAeroといった機能を活用するためには、さらに高度な「Premium Ready」のPCが必要。最低限のシステム環境として、1GHzの32ビット(x86)/64ビット(x64)プロセッサ、1Gバイトのシステムメモリ、Windows Aero実行のグラフィックスプロセッサ、128Mバイトのグラフィックスメモリ、40GバイトのHDDと15Gバイトの空き容量、DVD-ROMドライブ、オーディオ出力、インターネット接続機能が必要。テレビ視聴/録画などの機能を使うためにはこれ以上のハードが必要になる。
自分のPCがWindows Vistaにアップグレードできるかどうかをチェクするアプリケーション「Windows Vista Upgrade Advisor」のβ版もダウンロード提供が開始された。Windows XP搭載のPCをスキャンして、システムやデバイス上の問題を報告してくれる。今後のバージョンではソフトのチェックにも対応する予定。
Windows Vistaは2007年初頭に登場予定。サイトでは「Business」「Enterprise」「Home Premium」「Ultimate」「Home Basic」の各エディションに関する説明も記載している。
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