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TiVo対EchoStarの特許争いで双方が白星を主張

» 2006年05月25日 08時25分 公開
[ITmedia]

 デジタルビデオレコーダー(DVR)の米TiVoと衛星テレビサービス会社EchoStar Communicationsが争っている訴訟をめぐり、特許商標庁の再審査結果について両社が5月24日、それぞれ自社に有利な解釈を示す談話を発表した。

 米特許商標庁はTiVoの特許61件について再審査を実施した。TiVoはこれについて「EchoStarによる意図的な侵害が認定された2件を含め、大半の有効性を米特許商標庁が認定し、これら特許が無効だとしていたEchoStarの主張を明白に退けた」と説明。「一部の特許に関する主張は退けられたが、これが陪審評決に影響を与えることはないはずだ」と強調している。

 一方、EchoStar側は同日発表した談話の中で「TiVoが主張する特許の多くが特許商標庁で無効と認定されたことを歓迎する」と述べている。

 EchoStarはTiVoが最近提出した仮禁止命令に対して応戦する構えを示し、「eBayを相手取った特許訴訟で米連邦最高裁が先日下した当社に有利な判決も、今後の長期的なプロセスの一環として考慮されるだろう」としている。

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