ITmedia NEWS > 製品動向 >

M-Audioから“PC用GarageBand”の作曲ソフト

» 2006年06月06日 08時26分 公開
[ITmedia]

 Avid Technologyは6月5日、PCを使ってループベースの音楽を作曲できるコンシューマー向けソフト「Session」を発表した。Mac市場ではAppleのGarageBandによってコンシューマーによる作曲が可能になったが、PCフレンドリーなソリューションを求める声も高まっており、Sessionソフトはまさにこうしたユーザーが待ち望んでいたものだと同社。

 SessionソフトはAvidのオーディオ部門でProToolsのメーカーDigidesignのM-Audio事業部からリリースされた。M-Audioは主にプロのミュージシャン向けハードを手掛けており、Sessionのリリースによりコンシューマー向けソフトに参入することになる。

 同社によると、SessionではPCを使って事実上誰でもループベースの音楽をさまざまなスタイルやジャンルで作曲できる。ループのテンポやピッチを変えたり楽器の音を直接HDDに録音することも可能。

 現在、M-AudioのFast Track USBに無料でバンドルされており、今後同社のほかのコンシューマー向け製品にもバンドルする予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.