米Adobe Systemsは9月12日、写真編集ソフトの新版「Adobe Photoshop Elements 5.0」を発表した。
同製品には、写真をドラッグして衛星地図上のどの位置にでもリンクできる「Map View」という新機能が追加されている。ユーザーはインタラクティブな地図上で、写真をその撮影場所に表示したり、地図をWebにアップロードして共有することができる(米国の住所のみ対応)。
またユーザーは同製品からFlashベースのフォトギャラリーサービス「Adobe Photoshop Showcase」にアクセスして、写真を共有できる。
白黒写真への変換ツールや完ぺきな露出を実現する「Adjust Color Curves」、カメラのレンズのゆがみを簡単に修正する機能もある。
またAdobeはこの日、新しいビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 3.0」も発表した。
同製品はドラッグ&ドロップでピクチャー・イン・ピクチャーやテキストといった効果を追加できる機能など、ビデオ編集を容易にする新しい直観的な機能を備えている。ユーザーはビデオをMPEG-4やFlashフォーマットにエクスポートすることで、ビデオiPodやPSPも含めほとんどの携帯デバイスに対応させることができるという。
Adobe Photoshop Elements 5.0およびAdobe Premiere Elements 3.0はWindows対応で、10月に発売の予定。推定小売価格はいずれも99.99ドル。両製品をバンドルしたパッケージは米国およびカナダで149.99ドルで販売される予定。
なお日本語版は11月上旬に出荷開始予定で、価格はいずれもフルバージョンが1万4490円、アップグレード版が1万290円。両製品を含むパッケージはフルバージョンが2万790円、アップグレード版が1万5540円(価格はいずれも税込み)。
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