ネットレイティングスが9月25日に発表した8月のインターネット利用動向調査(家庭からのアクセス)によると、NTTコミュニケーションズグループが運営するWebサイトへのアクセス数が急増し、ヤフー、楽天に次ぐ3位に浮上した。
NTTコムがポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、ISP「ぷらら」を運営するぷららネットワークスを子会社化したため、2社のドメインを新たに集計に組み入れた結果、急浮上した。月間ユニークユーザーは2480万人、利用率は55.7%に達し、それぞれヤフー(3922万人、88.1%)、楽天(2615万人、58.7%)に次いで3位だった。
6年前の2000年4月のランキングでは、ヤフー、MSN以外はISP運営会社が上位で、楽天は20位以下。同年12月に楽天が急上昇して8位にランクインしたが、これはインフォシークの買収・子会社化によるものだった。その後も楽天は集客力の向上と企業買収を進め、ランクを上げてきている。ネットレイティングスの萩原雅之社長は「NTTコムによるコンシューマーサービスの事業統合も、楽天と同様にスケールメリットのシナジーを生む可能性がある」とコメントしている。
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