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日本IBM、NICTに1億6300万円を過大請求

» 2006年10月04日 19時47分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(IBM)はこのほど、独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)の委託研究をめぐり、人件費として約1億6300円を過大に受け取っていたことを明らかにした。

 同社によると、NICTの委託研究2件について、「契約に基づく規定への理解が不足していたこと、労務時間の記録が不十分であったことにより、誤った報告が提出された」という。

 同社は過大に受け取った分の全額に利子を付けて返還する上、今後3年間はNICTの研究開発案件への応募を自粛する。同社は「政府の委託研究契約に関する手続きの遵守を徹底し、今後の再発防止に全力で取り組む」としている。

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