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チケットやホテルの予約、2011年には4割がオンライン経由に――米調査

» 2006年11月14日 12時42分 公開
[ITmedia]

 調査会社の米JupiterResearchは11月13日、旅行関連支出でのオンライン利用に関する調査予測を発表した。米国の旅行関連の販売額のうちオンライン経由のものは、2006年は推定850億ドルだが、2011年には1280億ドルに達し、旅行関連販売額全体の38%を占める見通しだという。

 うち航空チケットについては、既に2006年に36%に当たる490億ドルがオンライン経由での販売になると推定。2011年には、720億ドルの航空チケットがオンラインで販売される見通し。また、ホテルの予約についても、オンラインへのシフトが進むと見ている。

 航空会社やホテルなどのサプライヤーのWebサイトから直接購入する場合には、仲介手数料が不要だったり、マイレージや会員プランなどの特典を受けられる場合が多い。このため、今後サプライヤーからの直接購入を選択するユーザーが増加する、とJupiterResearch。オンライン予約へのシフトは、旅行代理店よりも、サプライヤーにより有利に働く、と予測している。

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