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世界のインターネットユーザー、10億人突破

» 2006年11月17日 16時53分 公開
[ITmedia]

 国連貿易開発会議(UNCTAD)は11月16日、2006年版の情報経済報告を発表した。

 それによると、2005年の世界インターネットユーザー数は前年からおよそ20%増加して、約10億2000万人となった。だが、インターネット普及率の点では依然としてデジタルデバイドが存在しており、開発途上国のおよそ3分の1でインターネット普及率が5%を下回っているとUNCTADは指摘している。

 インターネットユーザーが最も多い国は米国で約1億8600万人(2004年時)、それに中国(約1億1100万人)、日本(約8530万人)が続く。普及率が最も高いのはアイスランドで87.6%だった。

 また世界の携帯電話利用者は、前年から約24%増加。20億人の大台を突破し、およそ21億7000万人に達した。こちらも格差は大きく、一部の先進国では普及率が100%を超えているのに対し、数十の途上国では普及率が10%を切っているという。

 携帯電話利用者数が最も多い国は中国で約3億9300万人、それに米国(約2億0170人)、ロシア(1億2000万人)、日本(約9500万人)が続く。普及率が最も高いのはリトアニアでおよそ127%だった。

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