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HPとCingular、「3Gビルトイン」ノートPCを12月下旬に発売

» 2006年12月12日 11時23分 公開
[ITmedia]

 米HPと米Cingular Wirelessは12月11日、ノートPC「HP Compaq nc6400」に3G(第3世代)の携帯通信技術UMTS/HSDPAを搭載したモデルを発表した。両社は今後、HP Compaq nc6400のマーケティングも共同で行う。

 Cingularは、UMTS/HSDPA技術をベースとした通信サービスBroadbandConnectを、米国内の主要145都市で展開している。HP Compaq nc6400のユーザーは、米国ではCingularのBroadbandConnectサービスかGPRS/EDGE方式サービスを利用して、米国外ではUMTSまたはGPRS/EDGEを利用して、ワイヤレスでブロードバンドサービスを利用できる。現在、115カ国以上でUMTSかGPRS/EDGEが採用されているという。

 HP Compaq nc6400には、3バンド対応のUMTSモデムを搭載したほか、無線LANとBluetooth技術にも対応。また「Windows Vista Capable PC」となっている。

 UMTS/HSDPA対応のHP Compaq nc6400は、12月後半に米国で発売。価格は1599ドルから。Compaq nc6400の購入者には、CingularのBroadbandConnectサービス(unlimited)が月額59.99ドルで提供される。

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