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Vista標準機能に セブン-イレブン店頭コピー機でオンラインプリント

» 2006年12月25日 15時16分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフト、セブン-イレブン・ジャパン、富士ゼロックスの3社は、写真のオンラインプリントをWindows Vista搭載PCから注文し、セブン-イレブン店頭の多機能コピー機で印刷して受け取れる新サービスを、Vistaの一般発売と同じ来年1月30日に始める。Vistaの全エディションで、同サービスへの注文機能を標準搭載する。

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 同OSの「Windowsフォトギャラリー」からプリントしたい画像を選び、メニューから印刷を注文。画像アップロードとメールアドレスの登録が済むとプリント予約番号(8けたの英数字)が表示される。店頭の多機能コピー機に予約番号とメールアドレスを入力すると認証され、サーバから画像をダウンロードしてプリントする仕組みだ。

 プリントサイズはL版のみで、1枚30円。店頭コピー機に投入して支払う。

 画像はサーバに1週間保存され、予約番号があれば全国約1万1000店舗でプリントが可能なため、「例えば披露宴で司会が予約番号を伝え、客が後でプリントするといった使い方も可能になる」(マイクロソフトの堺和夫常務)。またセルフ方式でプリントするため、注文時に個人情報やクレジットカード番号などを入力する必要がない点もメリットになる。

 セブン-イレブンと富士ゼロックスは多機能コピー機を活用し、メモリカード持ち込みによるセルフプリントや、ビジネス文書などを店頭プリントできる「ネットプリント」サービスを展開している。

 セブン-イレブン執行役員の鎌田靖雑貨部長は「リアルとネットをどう融合するかの第1歩」と話し、女性や中高年層などの取り込みを期待している。

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