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» 2007年01月11日 15時13分 UPDATE

2007 International CES:Motorola、Linuxベースの携帯2種を発表

スライド型のMOTORIZR Z6とキーパッドがないタッチスクリーン式のMOTOMING A1200。いずれもOSはLinuxを採用している。

[Wayne Rash,eWEEK]
eWEEK

 米Motorolaは近く、強力なエンターテインメント機能を備えたLinuxベースの携帯電話機2種を消費者市場に投入する。

 同社は今週ラスベガスで開催の2007 International CESで、新しい携帯電話機2種「MOTORIZR Z6」と「MOTOMING A1200」を発表した。MOTORIZR Z6は、同社の既存モデル「Z3」と同様のスライド式の携帯電話端末。MOTOMING A1200は、タッチスクリーン式のフリップタイプの通信エンターテインメントデバイスだ。

 どちらもクアッドバンドGSMモデルだが、A1200はさらに高速ネットワークEDGEにも対応している。

 Z6はスライド型の携帯電話機で、Motorolaの大人気の携帯電話機「RAZR」と似た設計を採用している。Z6では、キーボードを利用する際には画面を手で押し上げるようになっている。またグローバルGSMアクセスをサポートするほか、高品質ステレオサウンドに対応し、音楽プレーヤーを内蔵する。

photo MOTORIZR Z6

 さらにZ6は、Bluetoothをサポートし(Bluetooth印刷にも対応)、写真・動画用に2メガピクセルカメラを内蔵し、microSDカード(最大2Gバイト)用のメモリカードスロット1基を備える。またZ6は飛行機用に「機内モード」を備え、電話機の電源をオフにしたまま音楽を聴けるようになっている。

 Z6はMotorolaの携帯電話機の新たな方向性を象徴している。同社のグローバル広報担当マネジャー、ジョン・ワーネック氏はCESの会場で、「Z6は当社が提供する初めてのLinuxベースのシングルプロセッサ携帯端末だ」と語っている。

 ワーネック氏によると、Z6はシングルコアプロセッサを採用しているため、携帯電話基板上のスペースに余裕があり、チップ数も少ない。同氏はeWEEK編集部に対し、「Motorolaは今後、新しい携帯電話機にはこのプラットフォームを採用する方針だ」と語っている。

 MOTOMING A1200は一見キーパッドのないフリップタイプの携帯電話端末に見えるが、実際には、タッチ式のスクリーンにすべての機能が集約されている。

yu_motoming1.jpgyu_motoming2.jpg MOTOMING A1200

 Z6と同様、A1200もクアッドバンド端末で、グローバルGSMをサポートする。またA1200は、個人情報マネージャのほか、RealNetworksの音楽プレーヤー、音声認識、手書き認識(機能は限られている)、Bluetooth、ビデオのキャプチャ・再生・ストリーミングをサポートする。

 さらにA1200はインターネットから楽曲のダウンロードも行え、2メガピクセルのデジタルカメラのほか、翻訳辞書も内蔵している。

 なお、Z6と同様、A1200もLinuxベースの端末だ。FMラジオを内蔵し(アンテナとして機能する有線ヘッドセットが必要となる)、メモリカードスロットも備える。

 Z6とA1200はいずれもMicrosoftのMedia Player 11に対応している。どちらのモデルも今年の早い時期にリリースされる予定だ。

 さらにワーネック氏によると、来週には、Motorolaの新端末「MOTOKRZR」のGSM版がリリースされる予定という。最初はCingularから提供される。MOTOKRZRは同社の人気端末RAZRのスリム版だが、2メガピクセルカメラのほか、高品質のサウンドおよびビデオ機能を搭載する。

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