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松下のマッサージいすで発火の恐れ 無償点検へ

» 2007年01月31日 17時11分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業と松下電工は1月31日、2005年1月から2007年1月までに製造した松下電工製マッサージいすの一部機種で、発煙・発火の恐れがあるとし、無償点検・修理を行うと発表した。

EP30002 EP30002

 対象製品の品番は「EP3510」「EP3515」「EP3010」「EP30101」「EP30002」「EP30001」で、計約7万台。

 モーターの電源線でまれに断線が発生し、断線後も繰り返し使用すると火花が発生。発煙・発火に至る可能性があるという。同製品のユーザーには、点検・修理まで使用を中止するよう呼びかけている。

 昨年12月22日に宮城県でEP3510の一部が焼損し、調査したところモーターの電源線に溶けた跡があった。今年1月14日にも神奈川県で同機種の焼損があり、12月の焼損と同じ現象を確認したため、同一構造のモーターを利用し、断線・発火の恐れが製品を点検・修理すると決めた。

 両社はWebサイトと新聞紙上で不具合を告知し、電話で問い合わせを受け付ける。

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