米Motorolaは2月12日、スペインのバルセロナで開催中の3GSM Congressで多数の新端末を発表した。
マルチメディア機能を搭載した機種ではMOTOSLVR L9、MOTORIZR Z6、MOTORIZR Z8が発表された。MOTOSLVR L9は音楽再生、FMラジオ、などのマルチメディア機能を備え、飛行機でも音楽を楽しめる航空機モードも搭載する。音楽やビデオのダウンロードを高速化するプログレッシブダウンロード・ストリーミング機能をサポート。2007年第2四半期に発売予定。
MOTORIZR Z6はLinuxとJavaをベースに、Windows Media技術を取り入れたスライド式音楽携帯。音楽再生機能を持ち、音楽機能専用のキーを備える。
MOTORIZR Z8はビデオ撮影・再生機能を備えたMotorola初の「キックスライダー」モデル。スライド式端末と似ているが、端末をスライドして開くと顔のラインにフィットした形になる。最高で30フレーム/秒でビデオを再生でき、音楽再生機能も備える。通信方式はHSDPA。BSkyBとの提携により、ユーザーはニュースやエンターテインメントなどSkyのモバイルコンテンツを利用できる。発売は2007年4月。
フルキーボードの「Q」シリーズにはMOTO Q q9とMOTO Q gsmの2機種が加わった。q9はMicrosoftの新しい携帯OS「Windows Mobile 6」とMotorolaのGood Mobile Messaging技術を採用し、個人あるいは企業の電子メールや予定表にアクセスしやすくなっている。MicrosoftのPlaysForSure規格もサポートし、通信方式はHSDPA。
MOTO Q gsmはCDMAベースだった初代MOTO QのGSM版。Windows Mobile 6を採用する。MOTO Q q9は2007年第2四半期に、MOTO Q gsmは同年後半に発売される。
低価格携帯MOTOMOBILEシリーズには、W51、W215、W205の3機種が加わった。メガピクセルカメラ、MP3およびAAC再生、ビデオ機能、騒がしい環境でも会話しやすくする新技術「CrystalTalk」を搭載する。2007年上半期中に発売予定。
このほかMotorolaは薄型HSDPA携帯MOTOKRZR K3も発表した。2メガピクセルカメラを搭載し、発売は2007年第1四半期中。
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