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初のSATA 3.0Gb/s対応2.5HDD 富士通が開発

» 2007年03月06日 16時26分 公開
[ITmedia]

 富士通は3月6日、2.5インチHDDとしては世界で初めてSerial ATA 3.0Gb/sインタフェースに対応した新製品「MHW2160BJ」を開発し、5月末に発売すると発表した。容量は160Gバイトで、同社によると7200回転の2.5インチHDDとしては世界最大容量。高性能ノートPCへの搭載を想定している。

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 SATA 3.0Gb/sは、従来のSATA 1.5Gb/sを拡張した規格。コード変換の関係から、転送速度は2.4Gb/s(毎秒300Mバイト)に相当する。

 垂直磁気記録方式で大容量化。120Gバイト品「MHW2120BJ」と80Gバイト品「MHW2080BJ」も販売する。読み出し・書き込み時の消費電力は2.3ワット以下、動作音はアイドル時で2.5ベルズとクラス最高水準になっているという。平均シーク時間は10.5ミリ秒(読み出し)・12.5ミリ秒(書き込み)。バッファは8Mバイト。

 3製品合計で、2007年度に160万台の販売が目標。

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