ヒュー・へフナー氏の悪名高い青年向け雑誌、そして多くのグラマラスな女性の登竜門である「Playboy」が、6月に人気のオンライン仮想世界でバニーガールのアバターが店を開くと発表した。
PlayboyがSecond Lifeにどのような形で出店するのか詳細は不明だが、バーチャルなPlayboy御殿と洞くつ風プールが作られている様子は想像できるだろう。Second Lifeを利用したマーケティングはほとんどがうまくいっていないが、セクシーな若い女性がいっぱいのプールにテレポートするのは魅力的だということを疑う余地はほとんどない。
未成年者が仮想世界で遊ぶとなれば、保護者には心配の種が十分すぎるほどある。英国の警察は先週、児童ポルノ画像を売りに出し、未成年プレイヤーあるいは未成年を装ったプレイヤーとの性交渉に金を払ったドイツ人のSecond Lifeアバターについて調査を行っていることを明らかにした。
Second Lifeの運営元Linden Labは、この調査に協力し、未成年者に関連する性的あるいはわいせつな行為に関する場所や活動を宣伝したり、このような活動に関与したすべてのユーザーの利用を禁止すると明らかにした(5月12日の記事参照)。
「われわれはSecond Life内の未成年者に関連する性的あるいはわいせつな行為の描写を許さない」と同社は公式ブログの声明文で述べている。
Linden Labのデータによると、Second Lifeは現在、約620万人の「住民」を誇っているが、過去60日間にログインしたユーザーは180万人だった。
しかし気難しい保護者も心配する必要はない。Second Lifeには子ども向けの安全なオプションがある。この仮想世界にはL'Oreal、Calvin Klein、Reebok、さらには報道機関のReutersなどわいせつではない企業も多数出店している。
Linden Labはティーン版の仮想世界も作っている。未成年者は大人版のサイトに出入りできず、ティーン版サイトにはLinden Labの従業員以外の成人はアクセスできない。
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