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若年層ほどYouTubeの著作権侵害を認識

» 2007年06月20日 20時35分 公開
[ITmedia]

 YouTubeを知っている人の6割が著作権侵害を認識しており、若年層ほど著作権侵害の認識率が高い――マクロミルが6月20日に発表した動画サイトの利用実態調査で、こんな結果が出た。

 調査は15歳から59歳のネットユーザーを対象に6月6日〜7日にネットで行い、1036人から回答を得た。

 YouTubeを知っている人は全体の71.5%、YouTubeを利用したことがある人は全体の49.2%。

画像 YouTubeのコンテンツに対する考え方

 YouTubeを知っている人のうち、「YouTubeコンテンツの中で著作権を侵害しているものがあると思う」と答えた人は60.6%。若年層ほど割合が高く、15〜19歳男性で74.5%、同女性で75.5%が著作権侵害を認識していた。

 利用経験者の割合は若年層ほど高く、15歳から19歳では男性で89.7%、女性で81.0%に上った。利用のきっかけとして最も多かったのは「友人、知人からの口コミ」(33.5%)、次が「ネットニュース」(29.4%)だった。

 利用経験者がYouTubeで見たことがある動画のジャンルは「日本のテレビ番組」が71.2%で最も多く、次いで「日本の音楽プロモーションビデオ」が46.7%、「一般人が撮影したホームビデオ」が37.5%だった。

 YouTube利用経験者のうち53.7%が、YouTubeで得た情報を他者に伝えたことがあると答えており、「友人知人に口コミで伝えた」人が43%、「SNSで紹介した」人が9.8%、ブログで紹介した人が8.4%いた。

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