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松下、4倍速記録対応の2層BD-Rドライブを開発

» 2007年07月03日 21時09分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は7月3日、2層の追記型Blu-ray Disc(BD-R)に4倍速で記録できるドライブユニットを開発したと発表した。50Gバイトのデータを2層BD-Rに約46分で記録できる。PC用ドライブとして商品化を検討する。

photo 4倍速記録対応の2層BD-R

 現状のBDドライブは、2層BD-Rへの記録は2倍速どまり。50Gバイトデータを記録するには90分以上かかる。新ドライブはこれを約半分に短縮できる。1層25Gバイトの記録も約23分で済む。

 4倍速記録の場合、レーザー出力を2倍速に比べ約1.3倍にする必要があるが、レーザー光量を有効に活用する技術を導入し、2倍速と同じ130ミリワットの青紫色レーザーで4倍速記録を達成した。

 4倍速記録対応のBD-Rメディアも同時に開発。1層は7月25日に、2層は9月25日に発売する。オープン価格。

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