米Adobe Systemsは7月30日、「Adobe ColdFusion 8」を正式リリースした。
ColdFusionは、動的なWebサイトやインターネットアプリケーションを構築するための開発ツール。バージョン8では、Adobe Flex、PDF、Adobe Integrated Runtime(AIR)、Adobe LiveCycleなどほかのAdobe技術とシームレスに統合されたアプリケーションを開発できる。
また同製品はAjaxコンポーネントを活用しているほか、.NET、Windows Vista、JBossなどにサポートを拡大、各種の最新版エンタープライズデータベースとも統合可能。開発者はColdFusion 8 Server Monitorで迅速にボトルネックを特定し、サーバを調整してパフォーマンスを向上させられる。
ColdFusion 8は「ColdFusion 8 Enterprise Edition」と「ColdFusion 8 Standard Edition」の2つのバージョンが提供される。前者は、1台あるいは複数のサーバで複数のWebサイトやアプリケーションを提供するのに向いており、後者はシングルアプリケーション向けで中小企業に適している。Enterpriseエディションは2CPU当たり7499ドル、Standardエディションは同1299ドル。開発のみに使えるDeveloperエディションは無償提供されている。
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