米American Airlinesは8月1日、米AirCellと提携し、乗客向けに高速ブロードバンド接続サービスを提供すると発表した。来年、主に米国内線で使用されているボーイング767-200で試験的に導入する。
乗客はWi-Fi対応のPCやPDAを携帯すれば、機内での高速インターネット接続やVPNアクセス、メールの送受信が可能となる。American Airlinesはエコノミークラスを含むすべての767-200機の乗客に、有料でブロードバンド接続サービスを提供する予定。接続に問題がなければ、サービスを米国内線すべてに拡大する可能性もあるという。
AirCellの技術は、飛行機の機体外部に設置した3本のアンテナ(2本は底面、1本は上部)を使用する。米国内に設置された基地局を利用し、信号を送受信する仕組みだ。機体内部で受信される信号は802.11a/b/gとなる。
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