米Appleは8月7日、オフィススイート「iWork '08」を発表、提供を開始した。ワープロソフト「Pages '08」とプレゼンテーションソフト「Keynote '08」のほかに、新たに表計算ソフト「Numbers '08」が加わった。米国での販売価格は79ドル、日本での販売価格は9800円。
Numbers '08は、1つの画面上に独立した複数の表を配置し、個々の表の配置やサイズの変更、行や列の追加などが柔軟にできるのが特徴という。各セルにはチェックボックスや「スライダー」がついており、数値を増減させた際のシミュレーションが簡単にできる。2D・3Dのグラフ作成、写真やテキストラベルの追加も可能。印刷設定でのサイズ変更や表の再配置などのアレンジが簡単にできるとしている。
ワープロソフトのPages '08では、文書作成が簡単にできるモードと、機能をフルに活用できるモードを選択可能となった。プレゼンテーションソフトのKeynote '08には「スマートビルド」機能が追加され、アニメーション作成がより簡単になった。
iWorkファイルは、Microsoft OfficeフォーマットやPDFにエクスポート可能で、逆にMicrosoft Word、PowerPoint、Excel文書をiWorkにインポートすることもできる。
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