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Xbox 360、ソフト強化で「年末商戦に真っ向勝負」

» 2007年09月12日 18時56分 公開
[宮本真希,ITmedia]
画像 「新タイトルは、数、質、ジャンルなどかつてない強力なラインアップ。RPG、アクション、シューティングなどジャンルも多岐にわたっている」と同社ホーム&エンターテイメント事業本部長の泉水敬氏

 「年末商戦に真っ向勝負をかける」――マイクロソフトは9月12日、Xbox 360用ゲームを今冬までに大幅に追加し、総タイトル数を250に拡充すると発表した。切り札の「ロストオデッセイ」も12月発売が決定。国内では苦戦が続くXbox 360だが、ゲーム業界最大の商戦期にソフトを拡充して挑む構えだ。

 ロストオデッセイは、「ファイナルファンタジー」シリーズを手がけた坂口博信さんが製作総指揮のRPGで、12月6日発売が決定。「真・三国無双5」「エースコンバット6 解放への戦火」、世界で1500万本以上を売り上げた「Halo」(ヘイロー)シリーズ最終章「Halo 3」など人気シリーズも追加する。パッケージソフトとオンラインサービス「Xbox LIVE」でダウンロードできる「Xbox LIVE アーケード」を合わせた数は約250になる予定だ。

 本体のラインアップや周辺機器も拡充する。ハイエンドモデル「Xbox 360 エリート」を10月11日に発売するほか、コントローラーにはエリート本体の色に合わせた黒(10月11日発売)、ライトブルー、ピンク(11月1日発売)を追加。チャット入力に利用できるコントローラー一体型キーボード「Xbox 360 チャットパッド」(発売日未定)も発表した。


画像 コントローラーの新色。価格は4725円
画像 Xbox 360 チャットパッド

 「Xbox 360は今年の12月で3年目に入り、サービスや機能は成熟している。ゲームタイトルのラインアップを強化することで、Xbox 360は最も楽しくエキサイティングなゲーム機になる」と同社の泉水敬ホーム&エンターテイメント事業本部長は自信を見せた。

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