ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は10月9日、40GバイトのHDDを搭載した新型「プレイステーション 3」(PS3)を11月11日に3万9980円で発売すると発表した。「プレイステーション 2」(PS2)との互換性がなく、PS2向けソフトを利用できないが、「年末商戦に向けてお求めやすい価格で提供できる」としている。
ボディカラーにはPS3として初めて「セラミック・ホワイト」を追加。「クリアブラック」との2色展開になる。
PS2互換ありの現行2モデルは、10月17日からそれぞれ5000円程度値下げする。20Gバイトモデルは4万9980円から4万4980円に、60Gバイトモデルはオープン価格(実売5万9980円前後)から5万4980円に、それぞれ5000円程度の値下げになる。
HDD容量では新型より少ない20Gバイトモデルが、価格では新型より5000円高いという“逆転現象”が起きることになるが、値下げする現行2モデルは従来通りPS2向けソフトも利用できる点で異なることになる。
PS3の新価格は以下の通り。
HDD容量 | 新価格 | 旧価格 | PS2互換性 |
---|---|---|---|
40Gバイト | 3万9980円 | (新製品) | × |
20Gバイト | 4万4980円 | 4万9980円 | ○ |
60Gバイト | 5万4980円 | オープン(実売5万9980円前後) | ○ |
同社は「PS2と互換性がないモデルについては、市場動向を見ながら投入を考える」としており、今後20Gバイト、60GバイトモデルでもPS2互換なしの廉価版を発売する可能性もあるという。
また、振動機能付きワイヤレスコントローラーも、ブラック、ホワイトの2色で11月11日に発売する。それぞれ5500円。
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