ITmedia NEWS > 製品動向 >

EA、4年ぶりの「SimCity」は環境保護がテーマ

» 2007年10月12日 08時50分 公開
[ITmedia]
image (c)2007 Electronic Arts Inc. All rights reserved.

 米Electronic Arts(EA)と英国の大手エネルギー企業BPは10月10日、人気ゲーム「SimCity」シリーズの最新作「SimCity Societies」に、ゲームを通じて地球温暖化の原因や影響を学べる要素を取り入れることで協力すると発表した。SimCityは土地に建物や道路を建設して都市を作り上げていく都市計画ゲーム。SimCity Societiesは、北米および欧州で11月15日に発売の予定。「SimCity 4」に続くシリーズ第5作目に当たり、4年ぶりの新作発売となる。

cimsity (c)2007 Electronic Arts Inc. All rights reserved.

 SimCityではプレイヤーが各場面で取った選択が、その後のゲームの展開に反映される。Societiesでは、例えば現実世界と同じく、最も安価で簡単に建築できる建物は、温室効果ガスを一番多く排出するよう設定されている。資金を節約するためにこうした安価な建物ばかりを建築すると、温室効果ガスの排出レベルが上昇。それが一定のレベルに達すると、洪水や猛暑などの自然災害発生警報が発せられる。

 逆に、BP Alternative Energyの温室効果ガス低減オプションから天然ガスや風力、太陽エネルギーなどを選択すると、周辺の地価が維持され、自然災害の発生確率が低下する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.